私のクライアントさんには海外、特に欧米の人達と仕事をしている方が多いです。そこでほぼ必ず出てくるのが「オンライン会議の時に割って入ることが出来ない」「発言するのが難しい」「気づいてもらえない」です。
欧米向け会議は夜中が多く、体力的にも疲れていて、かつ英語。
コロナ前に出来た「今、何て言った?」とヒソヒソとした励まし合いの裏会話もなく一人で自宅から参加することが増えた今、どうしたら発言の機会を得られるのか悩む方は多いのではないでしょうか。
私も、「相手が息を吸った時にガツンと話し出す」「話し始めの言葉を強く発声する」「ジェスチャー等でアピールする」等々の地味なTipsをご紹介することがあります。
そんな中、HBRが「バーチャル会議での効果的な割込み方法(How to Tactfully Interject in a Virtual Meeting)」の記事を出しました。
正直、HBRがこれをネタにしたことも驚きましたし、コロナで同様のシチュエーションに悩む方が世界中にいるのだな、とその対策に興味津々で読みました。
(ちょっと嬉しい)
主なポイントはこちらです。
発言したいと思っているサインを明確に出す
絶対発言したいAgendaについては、議事進行役の人に自分に振ってくれるように事前に頼んでおく
話の流れが変わったタイミングで発言する(通常より前のめりで!)
話をコンパクトにまとめる
時には自己主張をする
具体的な方法は読んで頂きたいですが、5項目で「話を止めたい人の名前を連呼する」というのがあり、私も自然とそうしていたことに気づきました。
名前は呼ばれると耳が自然に反応しやすいので、聞いてもらいやすいのですよね(ただし、失礼にならないように、フォローの表現もセットで!)。
日本は「話は最後まで聞くこと」と言われて育つ方が多く、海外のような活発なやり取りでは戸惑うことがあります。
2項目等は事前に準備も出来ますね。
特に欧米では発言しない人は「何故いるの?」と言われがちです。
そして、日本の(というよりみなさんの)意見を聞きたがっている人は多いです。
世界にも同じ悩みを持っている人がいることを知り、自信をもって「私に話させて!!聞いて!」とPRして頂きたいなと思います。
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