本来であれば、葉桜に切り替わり、ワクワクの4月。 新入社員が初めて迎える社会人の週末のはず。 なかなかすっきりとした日々にはなりませんね。 今年はコロナの関係で、入社式が中止だったり、オンラインに切り替わったところも多かったかなと思います。 大手企業の状況も、色々と報道もされていましたね。 アンケート結果を見ても、入社式と新人研修が影響を受けたケースがかなり多いことが分かります。 刻々と状況が変化する中、会社側も色々な判断を強いられたことでしょう。
【各社取り組み】 https://www.businessinsider.jp/post-210449 【入社式対応に関するアンケート結果】 https://www.disc.co.jp/…/uploa…/2020/03/2020nyusyashiki-.pdf 新生活に不安を感じる新入社員も7割。 今後は、新人さんへのサポート体制が重要になってくると思います。 社会から守られる側から、社会へ還元する側に変わる訳で、その視点の切り替えは1日を境目にすぐに変わるものではありません。 新人研修は社会人として求められる共通言語(ビジネスマナー)に驚いたり、同期の間で意識レベルのバラつきに気が付いてみたり、価値観の違いに驚いたり。 色んな方々のお話を聞きながら、社会人への調整を図る、貴重な時間です。 今は誰もが予期せぬ事態の時なので、今できる最善のことを頑張るしかなく、研修の延期やキャンセル、OJTへの切り替えは致し方が無かったと思います。 ただ、新人さん達が半年後、1年後になってみて、基本的な考え方を学ばなかったことにより戸惑ったり、新人ならではの不安を口に出すのを躊躇して抱え込んでしまったり等、精神面での不安定さが出てくるのではないかと心配しています。 新人さん達は、信頼関係がまだ出来ていない状況で、 「こんな不安を言ったら社会人としてダメと思われるのではないか」 「会社の先行きが不安だけれど、そんなこと言えない」 「自分たちが今後どうなるか不安」 など、色々考えるところがあると思います。 是非是非、オンラインを活用して、同期で話す場や、例年以上に1:1の対話の時間を作り話を聞く等、しっかりとしたフォローをしてあげて欲しいなぁと思います。 また、私を含め、世の中のキャリコンやコーチやメンター達も、何か支援できないかと思っている人は沢山います。 社外の人にだからこそ、安心して話しやすいこともあるでしょうし、社内の人々の負担軽減にもなります。 プロボノでも良いので、そんな仕組み、作れたら良いのにな・・・
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