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私の目指すところ

2021年夏に開催された東京パラリンピックにボランティアとして参加しました。

そのとき選手村の食堂で見た光景がとても印象的で、忘れられずにいます。

そして、この景色が、私が目指したいところなのだ、と強く強く思いました。

 

それは、こんな景色でした。

食事時になると、食堂にはパラリンピックに参加している人たちがたくさんやってきました。

そこには本当にさまざまな人がいました。

目が見えず白杖をついていたり、腕や足がなかったり、背が極端に低かったりするなどの障がいを持つ選手たち。

メディアカルスタッフや事務局など支援部隊の人もいます。

世界中から集まった選手やスタッフは、国籍や人種、性別はもちろんのこと、使用する言語や見た目も異なっていました。

でも、選手村の食堂ではいろいろな人がいるのが当たり前で、日常的なことでした。

 

晴れ渡った青い空の下で、多種多様な人がわいわいと集まり、食事を楽しみに入っていく様子を見ていると、私は本当にワクワクして楽しくなりました。

今思い出しても、どうしてこんなに気持ちが浮き立つのか不思議になるほどです。

 

 

考えてみると、私はこの食堂のように「さまざまな個性を持つ人が、その人らしくいられる場所」が好きなんだと思いました。そして、「今日は何かな、どんなワクワクがあるかな」と日々楽しみにいられる組織、こうした場所づくりをしたいとも感じています。

 

パラリンピックは選手もスタッフも、各自の強みや個性を生かしています。

これは、一般企業などの組織においても理想的なあり方ではないでしょうか。

毎日変化があり、その変化は嬉しかったり残念だったり、様々かもしれません。

それでも毎日、「今日は何かな」とワクワクして仕事にむかい、その結果社会にビジネスの面から還元できる。

理想的なあり方だなと思います。

でも実際は、社員の強みを生かせていなかったり、現場の声が経営陣に届いていなかったり、経営陣が狭い視野の中で目指す方向を見失っている場合もあるかもしれません。

 

私はこれまでのメンター、コーチング、ファシリテーターとしての経験を活かし、よりよい組織にするお手伝いをしたいです。

いわば「組織のメンター、コーチとして、第三者の立場から働きやすい環境づくりに協力し、組織の魅力を最大限に引き出していきたいと考えています。

組織はもっと良くなる。

​そのために、第三者の立場から、Executive/leadershipコーチ、組織メンター、組織開発者として携わりたいと思っています。

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