3月9日の「国際女性デー」に先立ち、男女共同参画局から
「ESG投資における女性活躍情報の活用状況に関する調査研究」が公表されました。
http://www.gender.go.jp/policy/mieruka/company/30esg_research.html
女性活躍推進というと、以前は「かわいそうな女性のため」、「本人が働きたいというからどうにかしてあげなきゃ」、「国が言うから仕方がない」というような「女性のための女性活躍推進」という風潮がありました。
女性活躍推進の意義
この調査結果では、女性活躍が進むことの意義について詳しく記載がされています。
それによると、機関投資家は、
・女性活躍を含むダイバーシティの推進により、企業においてイノベーションがおこる
・7割以上の投資家が女性活躍推進の情報を、「企業の業績に長期的には影響がある情報」と考えている
とのこと。
データにて、このような視点が明確になったことはとても価値があることだなと感じます。
女性活躍推進系の研修等でも良く話すのですが、企業の存続のためには、多様な視点を積極的に増やすことが大切と思います。
そして、多様性を進めるのに、まずは分かりやすく人数も多い女性の視点を増やすというのは一番手っ取り早い(?)方法と思います。
女性本人も、企業側も、女性活躍推進が「女性のため」のものではない、という認識を持ってほしいなと思います。
本サイトには、実際に女性活躍推進の取り組みが評価された企業の考え方や、取り組み事例も掲載されています。
是非ご覧ください!
「性差」の壁を無くすことは、多様性の推進のほんの一部でしかありません。
さまざまな視点を持つ、はたらくことを願う人が、個々の強みを発揮できる社会になると良いなぁと思います。
働く女性にメンターを!
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