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オリパラのボランティア体験をお話してきました!

先日、ご縁あって、サノフィ株式会社さんでパラリンピックのボランティア体験をお話してきました!


フランス系の製薬企業であるサノフィさんは、2024年のパリのオリパラのスポンサー企業。

1年後の大会に向けて社内でもどんどん盛り上がりを見せています。



日本も含め全世界から社員がオリパラにボランティアとして参加登録をしていたり、これを機にDEIの観点からも学びを深める活動をされていたりされています。


今回は日本からボランティア参加予定のメンバーの方々約20名弱の方へ、ランチを含めたっぷり2時間程度お話をさせて頂きました!


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さて、そこに何故私がお声がけを頂いたのか?


私のプチ自慢(?)なのですが、私は1998年の長野パラリンピックと、2021年に開催された東京パラリンピック(東京2020)の両方で、選手村の中のボランティアを経験しているのです。


長野の時は、たまたま仕事で厚生省(現 厚生労働省)に行った時に、省内に掲示されていたボランティア募集のポスターに惹かれて応募しました。

なんというか、ポスターを見た瞬間、呼ばれている気がしたのですよね(笑)


帰国子女で薬学部出身ゆえ医療系の通訳が出来ること、ボランティア経験が豊富であることをPRし(相変わらず押しが強いw)、結果、選手村の診療所で 医事班長の秘書兼事務兼通訳+診療所の受付兼通訳 として、選手村の開村からパラリンピック終了時までの約2週間、会社のボランティア休暇を活用して関わらせて頂きました。


パラリンピックは規模も小さく、オリンピックとパラリンピックの運営が別だったこともあってかあまり知られていないのですが、長野のパラリンピックはアジア初のパラリンピックだったのです!!


そこでの日々は楽しくて、学びが多く、自分の価値観、バイアスのかかったも人の見方等に気づけるようなEye-openerが沢山ありました。


その経験から、東京2020でも絶対にパラリンピックのボランティアをやりたいと、こちらも手上げしていました。


コロナ禍で大きく予定が変更し、もっとボランティアとして活動できそうなところも制限されたり(選手へのコロナ感染を最小限にするための措置)、生のスポーツを見て頂けない歯がゆさはありました。

でも、長野から比較するとオリパラが同じ組織傘下になったことでの変化や、運営規模の拡大、パラアスリートの装具の進化(義足、車椅子等)等、沢山の変化を感じることができた大会でした。


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こんな貴重な経験や気づきではありましたが、共有する場も、この知識の必要性を感じている方もあまりおらず、時折お話する程度になっていました。


そこに、サノフィに転職した昔の同僚がふと私がボランティアをしていたことを思い出してくれ、パリでボランティアをするメンバーに向けて雰囲気や心構え等を話して欲しいと声をかけてくれたのです。


人のつながりって面白いですよね。



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